BMWの1シリーズに興味があります。
この車は何年くらい乗り続けれられるのでしょうか?
こういった疑問に答えます。
- BMW1シリーズは何年乗れるのか
- BMWユーザーの平均的な使用期間
- 本場EUでの使用実態
- 年数が経つと修理費のリスク増
国産車であれば、10年10万キロは乗れるなどと言ったものですが、最近の車はもっと長く乗ることができます。
ではドイツ車、BMWはどのようになっているか、購入を検討している方は気になりますよね。
そこで、この記事ではBMWの1シリーズは何年くらい乗れるのか・新車で買ったオーナーは実際どれくらい乗っているのかなどをご紹介いたします。
1シリーズ購入の際の参考になれば幸いです。
なお、BMWの中古車を検討している方は下記の記事もチェックしてみてください。
BMW1シリーズは何年くらい乗ることができるのか
適切なメンテナンスを行ない、定期的に点検を怠らないという条件のもとですが、一般的には10~15年、走行距離にして10万キロから15万キロ程度は問題なく乗れることが期待される。
もちろん、これは平均的な値であり、より長持ちする例もあれば、異なる条件下では異なる結果が出ることもある。
過酷な気象条件や道路状況で使用される場合、予期せぬトラブルに見舞われるリスクも上がり、乗用期間が縮まる恐れがある。
ただしこの過酷な条件というのは日本には該当しないだろう。
品質の確かさは、BMWの車両が中古市場でも高い評価を受け続けている事実からも裏付けられている。
総じて、BMW1シリーズは長期にわたる信頼性と満足度を提供する力のある車種であり、着実なケアと愛情を込めた取り扱いで、多くのオーナーに長く愛されている。
BMWは3年~6年乗って手放す人が日本では多い
高級車ブランドとして知られるBMWは、高性能で快適なドライビング体験を提供しますが、日本では所有期間が比較的短い傾向にあります。
3年から6年の間に手放すオーナーが多い理由には、保証期間の終了、車検のサイクル、修理費用の増加など、複数の経済的・実用的な要因が関係しています。
また、法人所有の場合、会計上の減価償却期間の影響も無視できません。
新車購入による保証期間と車検までが3年
新車でBMWを購入すると、メーカーによる保証サービスを享受でき、この初期の保証期間は通常3年間と設定されています。
この期間中には重大な機械的なトラブルが発生した場合でも、メーカーの保証により修理費用がカバーされるため、オーナーは安心して車を利用できます。
また、日本では新車の初回車検が3年後に訪れます。このタイミングで車検費用が発生し、多くのドライバーが車両の状態を再評価し、手放す選択をすることがあります。
延長保証と2回目の車検で5年
BMWオーナーの中には、保証期間終了後に提供される延長保証プランに加入し、さらに2年間、安心を求めるケースがあります。
そうして累計5年間を無事に過ごすと、次の課題である2回目の車検を迎えることになります。
この時点で車検にかかる経費やこれから予想されるメンテナンス費用の増加に直面し、所有を続けるか判断を迫られます。
特に、BMWなどの高級車では部品代や修理代が高額なため、経済的な負担の増加が手放す一因となるのです。
5年目以降修理が必要な個所が出てくる
多くの自動車が使用期間が長くなると、部品の劣化や消耗により、修理が必要な状況が出てきます。
BMWのような高級車でも例外ではなく、5年目以降、特にエンジンやトランスミッションなどの主要部位に負担が生じやすくなります。
これらの修理には高額な費用がかさみ、定期的なメンテナンスだけでは対応できないケースも珍しくありません。
こうした経済的な圧力が、車両を手放す動機の一端を担っています。
法人の減価償却期間が6年だから
法人が車両を購入する場合、会計上で車両は資産として計上され、減価償却を通じて経費に計上されます。
日本の税法では、新車自動車の耐用年数が6年と定められているため、法人が保有する車両は通常6年間で償却されます。
この期間を経過すると、帳簿価値はほぼゼロになり、経理上は新しい車両への投資が有利とされるため、BMWを始めとする高価な車両は経理戦略的にも、6年を一つの節目として手放される傾向があるのです。
本場ヨーロッパでは10年以上乗ることも
ヨーロッパでは一般的に車を長期間乗る文化があり、10年以上利用する事例が少なくありません。
耐久性に優れた設計がされている上に、道路事情が整備されており、車への負担が少ないため、車の寿命が延びると言われています。
規制も厳しく、定期的なメンテナンスが義務付けられているため、車が長持ちする要因となっています。
10年10万キロを超えても1シリーズは走れる
BMWの1シリーズは、耐久性の高さで知られ、10年または走行距離10万キロを超えても、充分に走行する能力を持っています。
適切なメンテナンス体制のもと、ヨーロッパでは高品質な部品が利用されるため、エンジンやトランスミッションといった重要な機能部品に大きなトラブルが起きづらいのです。
ただし、車を長く運転するためには、オイル交換、タイヤ交換など定期的なメンテナンスが不可欠であり、消耗部品の交換や小さな異常にも迅速に対応する姿勢が求められます。
日本でもこれらのメンテナンスを適切に行なっていれば、同じく長い期間愛車を楽しむことができるでしょう。
修理を中心とした維持費はかかるので注意が必要
車を長く乗るということは、それだけ様々な部品の摩耗や劣化が進むことを意味します。
特にヨーロッパ車は部品単価が高い傾向にあるため、定期的なメンテナンスやトラブルに対応する修理を中心とした維持費がかさむことが予測されます。
そのため、維持費を抑えつつ安心して車を長持ちさせるためには、修理費用の見積もりを事前に把握し、予算計画をしっかり立てることが重要です。
心配なら延長保証で安心を買う
新車購入時あるいは中古車購入時に提供されることのある延長保証は、突然の故障や高額な修理費用に備えるひとつの方法です。
延長保証を利用することで、予期せぬトラブルから自己負担を最小限に抑え、経済的な安心感を得ることができます。
保証内容や期間は自分の乗車習慣や車の状態を考慮し、適切な保証を選ぶことが重要です。
また、定期的なメンテナンスを行い、保守的に車を管理することで、延長保証がなくても修理費用を抑えられる場合もあります。
購入前にはディーラーに相談し、自分にとってベストな選択を行うことが求められます。
低年式のBMW中古車を検討している方へのアドバイス
BMWの中古車を手に入れることは、多くの人にとって魅力的な選択です。
しかし、賢明な購入を行うためには、低年式モデル(ここでは5年落ち〜)特有の留意点を把握しておく必要があります。
そこで、長く愛されるBMWを賢く手に入れるためのポイントをアドバイスします。
5年落ち以降はリーズナブルな価格
BMWは新車時に比べて5年を過ぎると価格が大きく下がります。
この価格の下落は、購入者にとって手が届きやすいチャンスを意味しています。
ただし、価格がリーズナブルであるにも関わらず、BMWの品質は持続することが多く、コストパフォーマンスが高い選択となり得ます。
重要なのは、価格のみで判断せず、車の状態や整備歴、これまでの使用状況を総合的に評価することです。
価格が魅力的であっても、将来的な維持費を予測し計画的に購入するべきでしょう。
こまめな整備がされていた車両か
中古車の状態は、過去にどれだけ丁寧なメンテナンスが行われていたかで大きく変わります。
特にBMWのような高級車は、定期的な整備やこまめな点検が必須です。
整備記録を確認し、適切な時期にメンテナンスが実施され、必要な部品交換がなされているかを調べるべきです。
整備記録がしっかりと残されており、大切に扱われた車両であれば、長期間安心して使用することができるでしょう。
走行距離と年式に問題はないか
走行距離と年式は中古車選びにおいて重要なファクターです。
通常、走行距離が少なく年式が新しいほど状態が良いとされがちですが、BMWのような耐久性の高い車種では、走行距離が多くても十分に性能を維持していることもあります。
重要なのは、走行距離の割に定期的なメンテナンスが怠られていないか、また、年式の割に過度な走行距離ではないかを検討することです。
しっかりとメンテナンスされた上での走行距離なら、長い付き合いを楽しむことができます。
最近まで乗られていた車両か
中古車選びでは、どれだけ最近まで使用されていたかも重要なポイントです。
長期間放置されていた車両は、バッテリーやタイヤの劣化、エンジンやブレーキシステムに不具合が生じやすく、トラブルの原因となることがあります。
逆に、最近まで定期的に乗られ、動態保存状態が保たれていた車であれば、状態の良さが期待できます。
購入前には、試乗を行い、エンジンの始動や走行時の挙動をしっかりとチェックすることが望ましいです。
保証がついた認定中古車を買う
信頼性を重視するなら、保証付きの認定中古車の購入を検討することをオススメします。
BMWの認定中古車プログラムでは、厳格な基準に基づく検査を経て、品質が保証された車両のみが選定されます。
保証の内容は、瑕疵があった場合の無料修理や、24時間365日のロードサービスなど、安心して乗るためのサポートが充実しています。
この保証があれば、万が一のトラブルにも迅速に対応してもらえるため、安心してBMWライフを満喫することができます。
最後に、1シリーズは長く乗れる車です
BMW1シリーズの所有期間は、地域や個人の利用状況によって大きく変わり得ます。
日本においては新車の保証期間や車検サイクル、法人の減価償却期間を理由に3年から6年程度で乗り換える方が多い傾向があります。
一方、ヨーロッパでは10年以上もの長期にわたり愛用する人も少なくありません。
これは、定期的なメンテナンスと必要に応じた修理を行いながら、車の性能を維持する文化があるためです。
低年式の中古車を選ぶ際は、価格の魅力とともに、中古車の状態を慎重に選ぶことが重要です。
これには整備履歴、走行距離、車両の年式、利用状況など、様々な要因を考慮する必要があります。
信頼性を重視するなら、保証付きの認定中古車を選択するのも一つの方法です。
BMW1シリーズを長く楽しむためには、適切な維持管理が不可欠です。
購入を考えている人は、予期せぬ修理費用に備えて、維持費用について充分に理解し計画を立てておくことが望ましいでしょう。