買ってはいけない外車って？ブランドと特徴を言っちゃいます

こういった疑問に答えます。

輸入車に乗ってみたいという方は多いですが、いざ車を選ぶ際はちょっと不安で壊れない安心の国産車を選んできたという方は多いのではないでしょうか。

しかし、それではもったいないと思いませんか？

人生で数回しか買う機会のない車選びですから、せっかくなら一度くらいは興味があるものを買ってみたいもの。

そこで、本記事では外さない輸入車選びということで、買ってはいけない特徴やジャンル別控えたほうが良いメーカーを紹介していきます。

車選びの参考になれば幸いです。

なお、BMWの中古車を検討している方は下記の記事もチェックしてみてください。

買ってはいけない外車の特徴を徹底解説

買うなら注意が必要な外車の特徴としては以下の5つがあげられます。

これらについて以下で詳しく解説していきます。

賢明な選択を行うための手引きとしてご活用ください。

国内販売店が少ない

国内で販売店や修理工場が限られている外車は、メンテナンスの際に大きな問題に直面する可能性があります。

部品の供給不足や修理の遅延は、所有する愉悦よりも不便を感じさせることになりかねません。

また、専門的な技術を持つメカニックが少ないため、信頼できるカーライフを送るには、サポート体制が整っているブランド選びが重要です。

保証内容が十分ではない

多くのブランドや購入場所によって保証期間が短いケースや内容が不十分ながあります。

保証内容が貧弱な車は、万一の故障やトラブルに直面した際に高額な修理費用が発生する恐れがあるため、十分な保サービスを提供しているか、または長期のアフターサポートがあるかを購入前に確認することが必須です。

例えば、同じメーカーでもディーラー保証と非ディーラー保証を比べると補償の手厚さは違います。

年式と走行距離が多い車

車両の年式が古い、もしくは走行距離が多い輸入車は稼働部品の劣化や消耗が進んでいると考えられます。

高価な修理や交換が必要となる場合が多く、購入後の維持費が膨らむリスクを抱えるでしょう。

車両の状態を専門家と共に確認するか、信頼できるディーラーから、購入時の詳しい状況説明を受けることが大切です。

並行輸入車

正規輸入代理店を通さずに持ち込まれる並行輸入車には、保証の問題や部品の調達難といったリスクが伴います。

また、日本語のマニュアルがないこともあるため、保守管理や運用において困難が予想されます。車両管理の面で不安が残るため、信頼性やサポート体制が整った正規代理店経由の外車の購入を検討すべきです。

個人間売買や専門店以外の購入

個人間での売買や正規ディーラー以外での中古車購入にはリスクが伴います。

車両の適切なメンテナンス履歴や事故歴が不明な場合も多く、後日隠れた欠陥が発覚する可能性も否めません。

外車を安心して購入するためには、信頼の置けるルートを選択し、透明性のある情報提供を受けることが肝要です。

初心者は買わない方がいいメーカー

自動車の世界は奥が深く、運転の面白さと共に注意すべき点も多々あります。

そのため、運転初心者や外車初心者は避けた方が無難な車種も存在します。

安全かつ賢明な選択をするためにも、ここでは初心者におすすめできない特定のメーカーについて解説しましょう。
ただし、有り余る金があるなら別です。

たくさん使って経済を回してください。

フェラーリ・ランボルギーニなどの高級スポーツカー

高い性能と華麗なデザインで魅了するフェラーリやランボルギーニは、多くの車好きが憧れる存在です。

しかし高級スポーツカーには強烈な加速力と高速域での安定性が要求され、それに操る技術が伴わなければ危険を伴います。

初心者がこれらの車を購入するには、運転技術の向上はもちろんのこと、高額な維持費も考慮する必要があります。

保険料や税金、メンテナンスコストは一般的な車種よりもずっと高価で、ちょっとしたトラブルが大きな出費につながることも。

実用性よりもパフォーマンスを重視したこのクラスの車は、初心者には扱いきれないことが多いため、購入前には充分な検討が必要と言えるでしょう。

ロールスロイスなどの高級ショーファーカー

ロールスロイスなどの超高級車は、その価格だけでなく車の大きさや運転の難しさからも初心者には推奨できません。

これらの車は、精緻なクラフトマンシップを誇り、内外装に贅を尽くした作りとなっていますが、そのクオリティに

合った高額な購入費だけでなく、メンテナンス費も常に覚悟しなくてはなりません。

特に衝突や小さな傷一つにしても非常に高い修理費が必要となるため、初心者の手に余ることが多いです。

加えて、長大なボディは狭い道での取り回しや駐車に高い技術を要するため、運転経験の浅い方には向いていないと言えるでしょう。

ジャガーなどのイギリス車

イギリス車、特にジャガーはクラシックな魅力がある一方で、些細な故障が起きやすいとされていることもポイントです。

機械的なトラブルへの対応や部品の入手の困難さがあり、日常的に使う車としてはストレスを感じることも。

初心者がこれらの車を購入しようとした場合、予期しないメンテナンスや修理が必要になる可能性があり、経済的な負担も大きくなりがちです。

初心者にとって、多額のメンテナンス費用や予期せぬトラブルは避けたい問題です。

従って、イギリス車へのチャレンジは慎重になるべきです。

イタリア車

アルファロメオやフィアットなどのイタリア車はデザインが魅力的であると同時に、専門的なメンテナンスを必要とし、故障のリスクも高いと評されがちです。

イタリア車は洗練された外観とスポーティな走りが魅力ですが、メンテナンスや修理には専門的な知識と技術が不可欠。

加えて、日本では取り扱いディーラーが限られることもあり、部品の供給に時間がかかることもあります。

初心者がイタリア車を買う場合は、運転する楽しみと共に不意なトラブルへの対応力やそれに伴うコストについてよく考える必要があります。

テスラ

テスラは先進的な電気自動車を提供することで知られていますが、初心者が購入するには複数の理由から注意が必要です。

まず、テスラの車両は他のEVと比べても高い性能を持っているため、その機能や加速を完全にコントロールするには熟練が必要です。

また、日本国内での充電インフラやサービスネットワークが完全に整っているとはいえず、何か問題が発生した場合に迅速な対応を受けることが困難な場合もあります。

先進技術がもたらす快適性と最新の運転支援システムは魅力的ですが、これらの車には全体的なシステムを理解し、熟達した運転技術が求められます。

維持コストが高い外車ベスト5

高級車ほど維持コストが掛かると言われており、特に外車はその傾向が強いです。

所有するだけで一般の車と比べて圧倒的にコストが掛かる外車トップ5は以下になります。

これらは車両価格はもちろんのこと、メンテナンス費用や部品代、そして保険料まで、これらの車を維持するためには相応の覚悟が必要です。

これらは、単なる移動手段を超えた存在として、所有者に独特の価値を提供しています。

つまり、本物のお金持ち専用車です。

ロールスロイス

ロールスロイスは、その卓越した品質と豪華さの象徴として広く知られていますが、それに見合う維持コストもまた高額です。

専用のパーツや高度な技術を要するメンテナンスは定期的に必要で、これらの作業は認定された専門の技術者によってのみ行われるため、一般的な車のメンテナンスとは比較になりません。

また、金額だけでなく、パーツの入手待ちで時間が掛かることもしばしばです。

保険料についても、高級車特有のリスクをカバーする専用の保険になるため、平均よりもかなり高価になるのが一般的です。

フェラーリ

フェラーリという名前を聞くだけで、スピードと高価格を思い浮かべる人は少なくありません。

定評のある性能を維持するために、定期的なチューンナップと専門的なメンテナンスが不可欠です。

フェラーリ専用の部品やオイル交換などは、他の一般車と比べると桁外れのコストがかかります。

さらに、エンジンなどの主要コンポーネントに何か問題が発生した場合の修理費用は、数百万円に上ることが珍しくありません。

高度な技術を駆使して作られているため、非常に高額な維持費がかかるのです。

ベントレー

ベントレーは高級車市場でのプレステージと快適さで高い評価を受けていますが、これを維持するためのコストも相応に高額です。

部品の製造には高度な職人技が必要で、部品代だけでなく、手間暇をかけた修理作業には多くの費用が掛かります。

日常のメンテナンスから事故時の修理まで、ベントレーの所有者は高額な出費に直面することが多々あります。

従って、所有者は車本体の価格だけでなく、将来の維持費にも目を向ける必要があります。

ランボルギーニ

ランボルギーニの車はスーパーカーの代名詞ともいえ、その圧倒的なパフォーマンスとデザインのために多くの熱狂的なファンがいます。

しかし、その驚異的な速度を支える技術には高度なメンテナンスが求められます。

例えば、タイヤ交換一つをとっても、特殊なタイヤが必要であり、価格は通常のタイヤとは比べ物にならないほど高価です。

定期的なエンジンチェックや部品交換はもちろん、ボディーやインテリアのケアも専門的な技術を要するため維持コストはかさむ一方です。

マセラティ

マセラティもまた、その洗練されたデザインと性能で知られる高級車ブランドの一つです。

しかしながら、専門的な技術と高性能な部品が必要なため、維持コストは決して低くありません。

特に、エンジンやトランスミッションなどの主要部品のメンテナンスには高い専門性が必要で、これらの作業を行うディーラーや修理工場は限られています。

さらに、経年による部品交換や修理には高額なコストが発生し、長期間にわたって車を維持する際には、その出費に注意を払う必要があります。

故障しやすい外車ベスト5

高い走行性能や豪華さが魅力的な外車ですが、中には故障しやすいと評される車種も存在します。

特にトラブル報告が多いとされる5つのブランドは以下の通り。

では、それぞれの故障傾向について分析します。

マセラティ

イタリアンスポーツカーの代名詞であるマセラティは、そのスタイリッシュなルックスとパフォーマンスで多くのファンを魅了しています。

しかし、一部のモデルでは電子制御システムの複雑さが災いし、ソフトウェアのバグやセンサーの故障が起こりやすいと指摘されています。

また、高性能エンジンは定期的なメンテナンスを要するデリケートな部品を多く使用しており、それが故障のリスクを高めています。

加えて、部品の入手難易度とコストが高く、修理が困難かつ高額になる傾向にあるのも特徴です。

アルファロメオ

アルファロメオ車もまた、その独特なデザインで高い支持を受けているイタリアンカーのひとつです。

エンジンやサスペンションのチューニングにより、スポーティな走りが可能になっている反面、定期的なメンテナンスや点検を怠ると、エンジンや電子機器関連のトラブルが発生しやすいと言われています。

特にターボ搭載モデルでは、過剰な加速や急激な走行による機械的ストレスが問題となることがあります。

整備士による細かい技術と知識が要求されるため、信頼できる専門のメカニックによるケアが必須となります。

ジャガー

イギリスの高級車メーカー、ジャガーは内外装の高級感と優雅な乗り心地で知られていますが、電子機器やエンジン、トランスミッションなどの問題がしばしば耳にされます。

特に古いモデルでは配線や接続端子が劣化しやすく、電気系統の故障につながるケースが見受けられます。

また、耐久性に問題がある部品が使われていることもあり、予期せぬ故障に見舞われることが少なくありません。

定期的な診断と迅速な対応が、故障リスクを軽減へと導きます。

ランドローバー

対地剛性とオフロード性能の高さで評価されているランドローバーですが、そんな堅牢なイメージに反し、エアサスペンション故障や電子制御システムの不具合が故障原因としてしばしば指摘されています。

特に悪路走行における高いストレスは、車両への過大な負荷となりがちです。

このため、オフロードでの使用時は特に細心の注意とメンテナンスが求められます。

また、複雑な構造のため修理には高度な専門知識と経験が必要になります。

アストンマーチン

アストンマーチンは、映画「007」シリーズで知られるイギリスを代表する高級スポーツカーブランドです。

エレガントなデザインと速さを追求した車両は数多くの愛好者を持ちますが、その複雑なメカニズムは故障のリスクも伴います。

特に使い込むことで発生するエンジンやトランスミッションのトラブルが多く、定期的な専門的な点検とメンテナンスが欠かせません。

高精度な作りのため、部品交換や修理時には専門技術を持つメカニックが必須で、その費用は決して安価ではありません。

リセールが低い外車ベスト5

多くの自動車愛好家にとって、車は単なる移動手段ではなく、個性を表現する手段となっています。

しかし、新車を購入する時は未来のリセールバリューも重要な考慮点。

中古市場でのリセールが低いとされる外車は以下の5つです。

では、その理由についても掘り下げていきます。

シトロエン

フランス製のシトロエンはそのユニークなデザインで知られていますが、品質に関する評価が分かれることが多く、そのため日本の中古車市場での再販価値が低くなりがちです。

特に電子機器のトラブルが起きやすいとの指摘があり、修理コストの高さも影響しているでしょう。

さらに、日本におけるディーラーネットワークの狭さも、アフターサービスへの不安を招き、価値の低下を促進しています。

フィアット

イタリアの自動車メーカー、フィアットも再販価値が低いことで知られています。

可愛らしい外観とは裏腹に、エンジンやトランスミッションなどの重要なメカニズムに問題が生じやすく、修理に伴うコストが難点となっています。

また、日本市場におけるブランド知名度がそれほど高くないため、需要が限られており、これがリセールバリューの低下に直接繋がっている状況です。

プジョー

シトロエンと同じくフランスの自動車ブランドであるプジョーも、再販価値が低いとされる一因は、複雑な電子システムと高額な修理費用です。

実用的な車種が多い一方で、国内のサービスネットワークが十分でないことがサポート面での不安を生み、結果的に中古市場での評価を下げています。

さらに、一部の車種で見られるディーゼルエンジンの信頼性の問題も影響しているでしょう。

アルファロメオ

情熱的なデザインのアルファロメオですが、イタリア車特有の品質のばらつきが再販価値を圧迫している要因の一つとなっています。

走行パフォーマンスは高評価を受けることが多いものの、故障が頻発するとの声も少なくありません。

さらに部品の供給に時間がかかることがあり、所有者は長期間、車を使えないリスクを抱えることになります。

これが転売時の価値を劇的に下げる原因となっています。

BMW

ドイツを代表するプレミアムブランドであるBMWも、意外にも再販価値が低いことがある車種が存在します。

高性能かつ洗練された設計で知られており、新車時の価格が高い一方で、メンテナンスコストがかさんでしまいがちなためです。

また、日本においては特定のモデルや年式によっては中古市場の需要が限定され、見合わないオファーしかつかない状況が見られることもあるため、注意が必要です。

外車選びで失敗しないためのポイント

外車を選ぶ際、デザインやブランドイメージに心を奪われがちですが、維持費やアフターサービスも重要です。

まずは予算に合わせた車種選びが肝心。

維持費用や部品の入手のしやすさも事前にリサーチしましょう。

購入後のトラブルを避けるために、正規ディーラーか信頼できる専門店で購入することも一つの方法です。

また、試乗をしてみることで様々な条件下での運転感覚を確認することも大切です。

初心者におすすめの外車ランキング

運転初心者や外車初心者に配慮した外車ランキングを紹介します。

運転のしやすさ、視認性、価格面、維持費用の安さ、信頼度といった要素が要です。

日本の道路環境に適したコンパクトな車から始めることで、運転がしやすく、駐車場所にも困りにくいです。

具体的には以下の5つです。

それでは、実際のおすすめ車種を具体的に見ていきましょう。

フォルクスワーゲン　ゴルフ

フォルクスワーゲンのゴルフは、世界的に人気のあるコンパクトカーです。

初心者が運転しやすいサイズ感と、優れた走行性能を兼ね備えています。

また、品質の高さは長年愛され続ける理由の一つ。日本国内でもディーラーが多く、メンテナンス体制が整っている点も安心材料です。

中古市場においても価値が下がりにくいため、購入後の売却を考えても魅力的な車種と言えるでしょう。

MINI

イギリス発のアイコニックなデザインが特徴のMINIは、初心者から絶大な支持を受けています。

小回りの利くサイズ感で、都市部の運転が楽に感じるでしょう。

内装の可愛らしさと、パーソナライズが豊富な点も魅力の一つ。

扱いやすい乗り心地と、しっかりとした造りは、長く乗る楽しさを提供してくれます。

また、MINI専門の正規ディーラーが存在し、アフターサービスが充実しています。

BMW1シリーズ

BMW1シリーズは、コンパクトセグメントですが、高い走行性能を持つ車として名高いです。

運転の楽しさを追求しているため、ハンドリングが軽快でスムーズな加速が得られる。

高いブランドイメージを維持しつつも、モデルによっては比較的手の届きやすい価格設定になっている点も初心者におすすめの理由です。

安全性においても高い評価を受けており、初めての外車としても満足度が高いでしょう。

メルセデス・ベンツ　Aクラス

メルセデス・ベンツのAクラスは、プレミアムコンパクトカーのエントリーモデルに位置づけられます。

最新の安全技術や快適装備が標準で備わり、コンパクトながら上質な車内空間を堪能できます。

取り回しの良いサイズでありながら、安定感のある走りが特徴。

ディーラーネットワークも国内に広く展開されており、購入後の心配を減らす要素となっています。高級車の入門としても最適です。

アウディ　A3

ドイツの名門アウディが送り出すA3は、洗練されたデザインと質の高い内装が印象的な一台です。

コンパクトカテゴリーながら、しっかりとした走りと高級感を感じさせるインテリアは多くの初心者に好評です。

燃費性能も良く、日常使いから長距離のドライブまで幅広くカバー。

正規ディーラーによる安心のサポートも魅力の一つです。

運転しやすさと上質さを兼ね備えたA3は、エントリーモデルとして評価が高い車種です。

まとめ

外車の選び方は慎重さが求められます。

特定のブランドの高級車を初心者が手にするのは避けた方がわるい事態を回避できるでしょう。

限られた購入経路や保証の不足、そして維持費用の高さも検討に入れるべき要因です。

一方で、再販価値を重視したい場合には評価の低い車種を避けることが賢明です。

しかし、敷居の高さに躊躇しがちな外車ですが、初心者にも扱いやすいモデルは存在します。

信頼できるブランドから出ている入門車種を選ぶことで、外車の魅力を手軽に体験できるでしょう。

良質な外車選びには、情報収集の重要性が改めて強調されます。この記事が賢い外車選びの一助となれば幸いです。