BMWの中古車が安い理由を解説！選び方も紹介します

こういった疑問に答えます。

我々のような平民にとって新車のBMWはハードルが高いですよね。

しかし、中古車なら綺麗なものでも結構安価。

車種によってはちょっと乗った新車程度の中古車が日本の大衆車と同じくらいの値段で買えます。

魅力的ですよね。

しかし、気になるのは本当に買っても大丈夫なのかということ。

そこで本記事では、実際にBMW中古車を買った立場として、安価な理由から選び方、おすすめの車種まで紹介します。

同じようにBMWの中古車を検討している方の参考になれば幸いです。

なお、BMWの中古車を検討している方は下記の記事もチェックしてみてください。

BMW中古車が安価になる主な要因

BMWの中古車市場においては、いくつかの要因が車両価格の下落に影響を及ぼします。

一般的に新車市場で高価格帯に位置するBMWですが、中古になると、その価格は急速に下落する傾向にあります。

この記事では、特に影響力のある要因を解明し、BMWの中古車がなぜ安価で取引されがちかを探ります。

新車価格の高さと価値の減少

新車としてBMWを購入する際、その価格は多くの場合高額です。

これはブランドのプレステージや先進技術、高品質な素材使用が反映されたものです。

しかし、車が店舗を出た瞬間から価値は減少し始め、初年度には購入価格の約20%〜30%もの価値が落ちると言われています。

その後も毎年価値は下降し続け、特に最初の数年間は価格下落が顕著です。

したがって、数年経過したBMWはその豪華さにかかわらず、市場ではかなり低価格で取引されることが多いのです。

中古で購入するとすぐ壊れるという先入観

中古のBMWに対する一般的な先入観は、故障率が高いというものです。

これは過去の一部のモデルでの信頼性の問題や、高性能車特有の繊細なエンジンなどが理由で、使用される高品質な部品が摩耗に敏感であるため発生します。

結果として、故障のリスクを回避するために中古市場でのBMWの価値を低く見積もられる傾向にあります。

メンテナンスなどの維持の高さ

BMWは高級車として、メンテナンスや車両の維持にかかるコストも高いことが知られています。

定期的な点検やオイル交換に加え、特殊な部品の交換や専用の診断ツールが必要な場合があり、それらはコストを増大させます。

これらの高額な維持コストは中古車価格を押し下げる要因でもあり、BMWを所有する意欲を減退させる効果があります。

修理の専門性と修理費用

BMWの修理には専門の技術と知識が必要です。

特殊な構造や技術を有するBMWは、標準的な作業手順では対応できないこともしばしばです。

このため、ディーラーや専門店への依頼が不可欠で、修理費用は高騰する傾向があります。

国産車と違い適当なショップに預けられないというデメリットですね。

高い修理費用は中古車市場における車両の魅力を損ない、それゆえにBMWは他の車種に比べて安価で取引されることに繋がります。

モデルチェンジなど年式による価値の下落

自動車業界では頻繁に新モデルが発表され、デザインや技術面でアップデートが行われています。BMWも例外ではなく、新しいモデルが登場すると、旧モデルの魅力は相対的に薄れ、価値は低下します。

さらに、保証期間の終了や技術の旧式化も影響し、年式が経過した車は市場で低い評価を受けることが多いのです。

また、古い国産車であれば低所得層や初心者が下駄車として購入する需要がありますが、輸入車にはありません。

中古車としては人気は低い

BMWは新車の段階では多くの人に選ばれるブランドですが、その一方で中古市場では人気がそこまで高くありません。

理由はこれまでの通り、維持費の高さや故障リスクなどの不安要素があるためです。

そのため、供給過多となりやすく、売却を急ぐ売主は価格を下げざるを得ず、市場においては安価な中古車として出回る傾向が強まります。

中古のBMWは人気がないからメリットも多い

一部の人々には、中古のBMWに対して人気が低いという印象があるかもしれません。

逆に考えると、お得な価格で高品質な車を得る大きなチャンスが隠されています。

中古車市場におけるBMWのポジションは、新車からの値下げのために、購入する際の費用対効果が高くなります。

さらに、比較的新しいものを選べば、維持費も新車と比較してさほどかわらないです。

このように、中古のBMWは人気がないとされる一方で、知る人ぞ知る魅力が満載です。

BMWの中古SUVは高値維持

BMWのSUVモデルは、新車時から高い人気を誇りますが、中古市場でもその人気は衰えず、価値を高く保っています。

特にXシリーズは豊富なラインナップが魅力で、ファミリー層を中心に需要が高いです。

耐久性が高く、長期に渡って安心して乗ることができるのはもちろん、昨今のSUV人気のため中古車としての価値が下がりにくいのです。

その結果、セダンなど他の車種に比べて価格が高く安定している理由にも繋がっています。

中古であっても品質の高さ、走行性能の良さは変わらず、新車の際に比較的高価であったモデルを、より手ごろな値段で手に入れることが可能です。

登録済未使用車（新古車）はお買い得

新古車とは、名義上は新車登録されているものの、実質的に未使用の車両をいうことが多いです。

これらのBMWは展示車や試乗車として一時的に使用されたあと販売されるため、実質新車と変わらず、それでいて価格は大幅に抑えられています。

保証期間も残されていることが一般的であり、新車購入時と同等の安心を得ながらも節約できるため、非常にお買い得です。

加えて、新車の場合と比べ即時に納車されることが多く、衝動買いを控えたい消費者にとっても、この条件は慎重な購入を促進する要因となり得ます。

過去に問題になったため、以前ほど見かけませんが、探せば眠ってるものはありますよ。

正しい判断をすればコスパに優れている

中古のBMWを購入する際は、車両の状態調査を正確に行い、長期間快適に乗り続けることができる一台を見極めることが肝心です。

整備記録や保証書、事故歴などを確認し、できれば専門のメカニックとともに詳細なチェックを行うことがおすすめされます。

賢明な判断をすれば、新車に匹敵するクオリティーを持つBMWをお得な価格で手に入れることができ、長期間にわたる維持費用も低く抑えられるため、非常にコストパフォーマンスに優れた選択となるでしょう。

賢い中古BMWの選び方

中古BMWを購入する際には、信頼性、コスト、将来性を見極めることが重要です。

中古車の状態は一台一台異なるため、情報収集と洞察力が求められます。

以下では中古BMWを選ぶ際の具体的なポイントを解説します。

信頼できる販売店を選ぶ

中古BMWを購入する場合、まず信頼できる販売店の選定が必要です。

車両の歴史を把握しやすい正規ディーラーや、評判の良い専門店を探しましょう。

店舗の評価を見ること、アフターサービスの充実度をチェックすることがポイントです。

また、保証期間が長い店舗や、点検記録簿（サービスヒストリー）がしっかりと残されている車両が望ましいです。

どのモデルを選ぶかで維持費は変わる

BMWには様々なモデルが存在し、選択するモデルによって維持費は大きく異なります。

一例として高性能なMシリーズは、普通の3シリーズと比較すると維持・運用コストが高くなる傾向があります。

消耗品の価格や燃費、保険料を事前に調べ、長期にわたっての維持費も考慮に入れるべきです。

走行距離と年式のバランス

走行距離と年式は中古車選びでは重要な要素です。

一般的に走行距離が少なければ少ないほど良いとされますが、年式が古い車の場合、部品の老朽化が進んでいる可能性があります。

逆に新しい年式でも走行距離が多い場合、過度な使用による機械的な摩耗や劣化が懸念されます。

よって、年式と走行距離が適切なバランスである車両を選ぶことが肝要です。

予算と維持費の見積もりをきちんとおこなう

予算設定は中古車購入に際して最も重要な点です。購入費用だけではなく、税金、保険料、メンテナンス費用など、トータルでかかる費用をしっかりと見積もることが必須です。

また、将来の修理費用や部品交換の可能性も含めて考慮する必要があります。

こうした包括的なコストを予測し、自身の経済状況と照らし合わせて購入を決断することが賢明です。

リセールを考慮した購入をする

中古車といえど、できる限り将来的なリセールバリューも考慮した選択が望ましいです。

BMWは一般的にリセールバリューが高いブランドの一つですが、モデルやカラー、オプションによっても差が出ます。

一般的に人気のあるモデル(mスポーツ仕様を選ぶ)、色(定番色にする)、適切なメンテナンス(定期点検)がなされた車両ほど、販売時の価値が落ちにくい傾向にあります。

したがって、購入時にはいつか売却することを見越し、需要も把握しておきましょう。

中古車でもおすすめのBMW車種とその選び方

中古車を選ぶ際、品質や性能が保証されたBMWは多くの人にとって魅力的な選択肢です。

しかし、ラインナップの多様さから、どのモデルを選べばよいのか迷ってしまうことも。

この記事では、特におすすめのBMW中古車種と、選び方について解説します。あなたに合ったBMWを見つけるためのヒントを提供しますので、最適な一台選びにお役立てください。

中古市場で人気のBMW車種とその特徴

中古市場において、BMWの車種は性能の高さと上質なデザインで知られ、幅広い層から人気を集めています。

1番人気を誇るのは「3シリーズ」です。走行性能の高さに加え、都市部での取り回しやすさと高級感溢れる内装が魅力です。

ベーシックな318iであればかなり安いものも。

2番目に人気の「5シリーズ」は、より広い室内空間と快適性が強調されています。

ビジネスシーンでの使用や長距離の旅行にも適しており、洗練されたエクステリアデザインが人々の目を引いて止まない。

法人落ちが多いため、供給が多く値下がりも多いです。

3番目に人気があるのはスポーティな「1シリーズ」で、コンパクトながらも力強いエンジンパフォーマンスと運転の楽しさを提供します。

若者や初めてのプレミアムカーとしても選ばれることが多いです。

1シリーズは安価で良質な個体が多いです。

SUVで人気なのは「X5」が挙げられます。

この車種はオフロード性能も併せ持ちつつ、高級感あふれる内装や充実した安全装備でファミリーユースに適しており、都市部でも地方でもその実力を発揮します。

以上の車種は、ドライビングの楽しさ、デザイン、実用性を兼ね備えたモデルとして中古市場でも高い人気を保持しており、BMWの品質の高さを感じさせます。

それぞれの車種が異なる魅力を持ちながらも、ブランドとしての信頼と満足を提供していることが伺えます。

信頼性が高いと評判のBMW車種

BMWの車種の中で特に信頼性が高いと評判のモデルには数多くのファンが存在し、絶え間ないクオリティの追求が高い評価を受けている。

信頼できるBMW車種の1番目に挙げられるのは、3シリーズです。

耐久性とパフォーマンスのバランスが取れていることで知られ、高いレベルでの品質が維持されている。

2番目に信頼性に厚い実績を持つのは5シリーズである。

この車種は長距離ドライブ向けの快適性と高い走行性能を兼ね備えており、ビジネスマンからの支持も厚い。

一流の上質感と高性能が組み合わさることで、信頼度が増している。

3番目には7シリーズが位置づけられる。プレミアムなフラッグシップサルーンとして、そのラグジュアリーさと革新的な技術は多くのユーザーを魅了している。

高級感に加えて、絞り込まれた信頼性の高さは、ブランドへの信頼をより深めている。

BMW車種の信頼性は、ただ単に車が壊れにくいというだけではなく、そのブランドが長きにわたり培ってきた技術力と経験からにじみ出るもの。

モータースポーツでの成功体験が市販車に活かされ、運転の楽しさと安心感を同時に提供している。

選ばれし車種は、乗る人にとって確かなパートナーとなることだろう。

維持費が比較的低いBMWのモデル

BMWと聞くと、高級車であるがゆえに維持費も高額だと思われがちだが、実際にはコストパフォーマンスを重視したモデルも存在する。

これらは燃費が良く、部品交換の頻度が少ないために、ランニングコストを抑えやすい。

たとえば、1シリーズや2シリーズはBMWのエントリーモデルとして位置付けられており、コンパクトカーであるため維持費が低いと評判だ。

小回りがきき、燃費も優れていることから都市部での使用に適しており、また保険料も比較的安い。

2番目には3シリーズが挙げられる。中堅モデルながら、低燃費なディーゼルエンジンを選択肢に加えたり、維持費を重視した設計が施されているため、ランニングコストは1シリーズに劣らない。

定期的なメンテナンスを心掛ければ、突発的な故障による出費を抑えることもできる。

以上のモデルは、購入時の価格だけでなく、所有する間のコストも考慮に入れた場合、BMWラインナップの中で維持費が比較的低く抑えられる選択肢といえるだろう。

性能とコストバランスに優れたBMW車種

BMWは高性能な車を製造していることで知られていますが、中にはコストパフォーマンスにも優れたモデルが存在します。

コストバランスと性能を兼ね備える車種のなかで、特に注目すべき1番の車種はBMW 3シリーズです。

ダイナミックな走行性能と高い実用性、そして適度な価格設定が魅力となっており、スポーツセダンのエントリーモデルとして広い層から支持を得ています。

その中でも2番目に注目されるのが、コンパクトクラスのBMW 1シリーズです。

使い勝手の良いサイズ感と、リーズナブルな価格帯でありながら、ブランドが誇るスポーティな走りを堪能できる点が消費者に評価されています。

3番目に挙げられるのはBMW X1です。

コンパクトSUVとしての利便性と動力性能のバランスが非常に良く、ファミリーカーとしてもクルマ好きにも受け入れられています。

燃費効率や維持費の面でも合理的であり、プレミアムブランドのエントリーモデルを求めるユーザーに好評です。

これら3車種は、各セグメントにおいてBMWのコアな価値を維持しつつ、アクセスしやすい価格帯を実現しています

性能に妥協することなく、経済性も追求したい方に最適な選択肢と言えるでしょう。

BMWの持つ豊かな運転の喜びを、これらの車種から体感することができます。

家族向けにおすすめのBMW車種

家族を想定した場合、広々とした空間や快適な乗り心地、安全性能が重要なポイントとなります。BMWは高級車ブランドとして知られており、その中でも特に家族向けとしておすすめの車種を挙げていきます。

まずBMWのラインナップにおいて、大人気であるのがBMW X5です。

SUVセグメントにおいて1番の選択肢とも言えるX5は、広々としたキャビンと充実した安全機能を備えています。

これにより、子どもを含む家族全員がゆったりとした空間で旅行を楽しむことが可能です。

2番目に注目すべきはBMW 3シリーズ ツーリングです。

3シリーズの中でも特に実用的なステーションワゴンモデルであり、快適な乗り心地と広いラゲッジスペースを備えており、日常の買い物から週末のアウトドア活動まで幅広く対応できます。

3番目として挙げられるのは、BMW 5シリーズです。

特にセダンモデルは洗練されたデザインと上質なインテリアで知られ、豊富な最新テクノロジーが快適なドライブをサポートします。

子どもを車で送り迎えする際の機能性や、家族での長距離移動での快適性を兼ね備えています。

BMWは高性能だけでなく利便性や快適性を大切にした車種を豊富に揃えており、家族全員が満足できるドライビング体験を提供してくれます。

上述した車種を参考に、家族それぞれのニーズに合ったBMWを選択してみてはいかがでしょうか。

スポーツタイプで求められるBMW車種

BMWにおいてスポーツタイプと聞けば、まず思い浮かぶのが「BMW Mモデル」でしょう。Mモデルは、BMWの高性能車部門「BMW M GmbH」が手掛ける一連の車種で、サーキット走行も可能なパワフルなエンジンと洗練された走行性能を有しています。

たとえば、BMW M3は長らく人気を誇るモデルであり、俊敏なハンドリングと圧倒的な加速力を持つスポーツセダンとして知られています。

また、2ドアモデルのBMW M4もあり、よりアグレッシブなデザインとパフォーマンスを望むドライバーに愛されています。

2番目に注目すべきは「BMW Z4」です。Z4は、エレガントなロードスターで、オープントップ走行を楽しむためのダイナミックな走りが特徴。

ピュアなドライビングプレジャーを追求したZ4は、躍動感あふれるデザインとともに、ドライバーを魅了し続けています。

BMWのスポーツタイプで外せない3番目の車種は「BMW 8シリーズ」です。高級グランツーリスモとしての地位を確立しているこのモデルは、力強いパフォーマンスを備えつつ、ラグジュアリーな乗り心地および幅広い先進技術を提供しています。

優美さとパワーを兼ね備えた8シリーズは、長距離ドライブを快適かつスタイリッシュにこなすことができます。

BMWは、これらの車種を筆頭に、スポーティな走りと日常の使い勝手を兼ね備えた数々のモデルをラインナップしており、ドライビングエンスージアストの中で求められる車種として絶賛され続けているのです。

本記事のまとめ

BMWの中古車は、新車からの価値減少率やメンテナンス費用の高さから比較的低価格で市場に流通しています。

一部にはすぐ故障するとのイメージや専門の修理が必要となるケースもあり、これが中古車市場での低人気につながっている可能性があります。

それでも、新古車のような特別な状態の車両や、モデルチェンジの影響で価値が下落した車種などはコストパフォーマンスが高いと言えるでしょう。

適切な中古BMWを選ぶには、信頼のおける販売店選びや、自分の生活スタイルに合ったモデルの選定が肝要です。また、走行距離と年式のバランス、予算と維持費の計画、リセールバリューを考慮した購入が重要です。

特定の車種では、中古市場でも人気があり特徴を活かしたモデルが見つかり、家族向けやスポーツタイプといったニーズに応じた選択が可能です。

信頼性や維持費の面で有利な車種を見極め、パフォーマンスとコストのバランスを考慮すれば、満足のいくBMWライフを楽しめるはずです。