車を買おうと思うのですがよくわかりません。
買ってはいけない車ってありますか?
定番の車種を買えば間違いないですよね?
こういった疑問に答えます。
- 買って後悔する車の特徴5つ
- 買って後悔した車・買ってはいけない車10選
- 後悔しない車の選び方
今まであまり車に興味がなかった方が、いざ買わなければならなくなった時に考えるのはどれを買えば安心なんだろうということではないでしょうか?
中古でも新車でも高い買い物ですから、失敗したくないという思いがありますよね。
この記事ではなんとなく車を買って後悔しないために知っておきたい最低限のことを紹介していきます。
さらに定番の車種を買ってはいけない車の目線で紹介しています。
3分くらいで読めるので、車の購入を考えている方は読んでみてください。
買って後悔する車の特徴5選
車を購入する際、多くの人がその車の魅力に引かれます。しかし、後になってから「選択を失敗した」と感じるケースが少なくありません。
後悔する車の購入を避けるためには、車種選びにおいて慎重な検討が必要です。
ここでは、買って後悔する可能性が高い車の特徴について、5つ紹介します。
注意深くチェックすることで、購入後の失敗を防ぐことが可能です。
用途に合っていない
車選びで最も大切なのは、その車がご自身の日常生活や、用途に合っているかどうかです。
例えば、アウトドア活動が趣味であれば、荷物の積載スペースが広いワゴンや、全幅が広めのSUVが適しています。
反対に、主に都市部での買い物や短距離の移動が主な用途であれば、燃費が良く、駐車スペースを取らない軽自動車やコンパクトカーがベストチョイスかもしれません。
車内スペース、乗車人数、車両のサイズなど、具体的な必要条件に合致しない車を選んでしまうと、後悔の原因になります。
車選びでは、自身のライフスタイルを考慮しながら、慎重な検討が重要です。
燃費が悪い
燃費の悪さは、特に維持費を重視するユーザーにとって、購入後に後悔する大きな原因となります。
車を選ぶ際には、燃費ランキングやユーザーレビュー等を参考にして、実際の燃料費が想定内で収まるか事前に確認する必要があります。
特に、燃費の悪い車種を選んでしまうと、ガソリン代など維持費がかかるので長距離(年1万キロ以上)乗る方は注意が必要です。
また、走行性能やエンジンタイプも燃費に大きく影響する要素なので、購入前には性能と燃費のバランスを考慮した検討が求められます。
維持費が予算オーバー
車両価格だけでなく、維持費も購入前に検討するべき重要なポイントです。
維持費には、ガソリン代、定期的なメンテナンス費用、自動車税、任意保険料などが含まれます。
特に、予想以上に高額な修理費用が必要な車種や、故障の可能性が高くメンテナンス費用がかさむ車種を選んでしまうと、経済的に大きな負担となりえます。
また、中古車の購入を検討している場合は、事前にしっかりとした査定を受け、隠れた故障や修理歴をチェックすることが不可欠です。
車の維持費は、購入後の生活に大きく影響するため、予算内で抑えられる車種を選択することが重要です。
電気自動車(EV)の外車
電気自動車(EV)は環境にやさしく、将来的に主流になる可能性が高い車種ですが、特に外国製のEVには注意が必要です。
電気自動車の場合、国内メーカーの普通車と比べて修理費用が高額になることがあり、部品の入手に時間がかかることもあります。
また、国内の充電インフラが外国製EVに完全に対応していない場合もあり、利便性に欠けることが起こりうるため、購入を検討する際には十分な調査と検討が必要です。
安全性や運転の乗り心地など、多くの魅力を持つEVですが、維持管理の観点から見ると、国内メーカーのガソリン車(ハイブリッド含む)が無難な選択といえるでしょう。
ちなみに国内メーカーのEV車はほとんどありません…
ディーラーが少ない
車を購入する際、ディーラーの数や立地も重要な検討ポイントです。
特に、ディーラーが少ない車種を選ぶと、定期メンテナンスや突発的な故障時に、修理や相談がしにくくなるリスクがあります。
ディーラーが近くにない場合、保守や修理のために遠方まで車を運ぶ必要が出てきますし、部品の入手が遅れることも想定されます。
これらの事情は、車の運用コストの増加や利便性の低下につながり、最終的には後悔の原因となりえます。
車種選びの際には、メーカーのサポート体制やディーラーネットワークの充実度も、しっかりと確認しましょう。
買って後悔した車・買ってはいけない車10選
自動車は日々の生活に欠かせない存在ですが、車種によっては購入後に「買ってはいけない車」や「買って後悔した車」と言われることがあります。
その理由には、様々な要因があります。
例えば、高い維持費、低い燃費、故障の多さ、乗り心地の悪さなど、様々な面で期待外れと感じる可能性があります。
ここでは、そういった評価を受けがちな車種10選を挙げ、その理由も含めてご紹介します。
購入を検討されている方は、これらのポイントに特に注意して、慎重な選択を心掛けましょう。
ただ一つ注意していただきたいのは、後悔する=悪いということではないということ。
どちらかというと定番だから買ったけど合わなかったという派が多数です。
トヨタ プリウス
トヨタ プリウスは燃費の良さと環境に優しいハイブリッド車として長年人気を博してきました。
しかし、中古車市場での価格が高騰する傾向や、一部のモデルではガソリンエンジンと電気モーターの間で生じる動力の不一致など、乗り心地に関する問題が指摘されることもあります。
また、ハイブリッドシステムは修理費用が高い、特定の故障が多いといった声もあり、これらの点が後悔の原因になることがあります。
購入を検討する際は、維持費や故障リスクについて、しっかりと情報収集し、チェックすることが必要です。
トヨタ ヤリス
トヨタ ヤリスはコンパクトなボディと実用的な設計で多くの人々に選ばれていますが、一部のユーザーからは燃費や走行性能に関する不満の声も聞かれます。
特に、アクセルのレスポンスが鈍い点や、高速走行時の安定感に欠けるといった乗り心地や運転のしやすさに関する懸念があります。
買い物や日常の移動には適していますが、長距離のドライブやアウトドア使用を考えている方は、他の車種も検討した方が良いかもしれません。
トヨタ ハリアー
トヨタ ハリアーはその洗練されたデザインと快適な乗り心地で多くのファンを持ちますが、経済性や維持費に関しては少々考える余地があります。
高い購入価格と共に、大型車故の維持費がかかり、特に市内での使い勝手と燃費の面では不満を感じるユーザーも少なくありません。
大きな荷物が積める点は家族とのアウトドアに適していますが、走破性は良くないです。
日々の通勤や買い物などで利用するにはあまりにも非効率な面があるため、実際の生活スタイルに照らし合わせて慎重に検討することが推奨されます。
ホンダ・フィット
ホンダ・フィットはコンパクトながらも広い室内スペースを持ち、都市部での使用に非常に適しています。
しかし、一部の年式ではエンジンの故障が報告されており、修理費用が高額になる可能性があります。
また、走行性能に不満を感じるドライバーもおり、特に加速性能の点で期待外れとの声があります。
フィットは日常の買い物や短距離の移動には適していますが、長距離の運転や高速道路での走行を頻繁に行う方は、他の車種を検討することをおすすめします。
ホンダ N-BOX
ホンダ N-BOXはその広大な室内空間と多様なシートアレンジで、軽自動車の中でも特に家族利用に適していると評価されています。
しかし、非力なエンジンによる動力性能の不足や、風の強い日の運転時に不安定な挙動を見せることがあり、特に高速道路での運転では注意が必要です。
加えて、人気が高い故の中古車市場での価格の高さも、購入を検討する上でのネックとなっています。
N-BOXを選択する際には、これらの点を考慮することが大切です。
ホンダ ヴェゼル
ホンダ ヴェゼルは都市部での取り回しの良さとスタイリッシュなデザインで多くの人に支持されていますが、一部でエンジンやトランスミッションに関するトラブルが報告されています。
これらの問題が発生すると、高額な修理費用がかかる可能性があるため注意が必要です。
また、比較的購入価格が高めであるため、予算との兼ね合いも検討する必要があります。
ヴェゼルはデザインや走行性能を重視する方にとっては魅力的な選択肢ですが、長期的な維持費など、総合的な費用を考慮することが推奨されます。
マツダ CX-3
マツダ CX-3は走行性能の高さと独自のデザイン言語「魂動デザイン」により、多くの注目を集めています。
しかし、室内空間の狭さや後部座席の快適性に難があるため、家族利用を中心に考えている方には不向きかもしれません。
また、燃費が良くないという報告もあり、経済性を重視するユーザーにとってはマイナスポイントになる可能性があります。
CX-3を購入する場合、スタイリッシュな外観と走行性能を求める一方で、実用性の面では妥協が必要かもしれません。
ダイハツ ロッキー(トヨタ ライズ)
ダイハツ ロッキー(トヨタ ライズ)は、コンパクトなSUVとして注目を集めていますが、エンジン性能に対する期待とは裏腹に、加速感やパワフルさに欠けるとの指摘があります。
特に、急な坂道や高速道路での加速が求められる場面では物足りなさを感じることがあるでしょう。
また、内装や装備に関してもコスト削減の影響が見られ、質感に対する不満が出ることも。
しかし、価格帯を考えれば十分な性能を持っているとも言えるため、購入の際には自身の使用目的を明確にすることが重要です。
スズキ スイフト
スズキ スイフトは、そのコンパクトさと扱いやすさで、特に都市部での運転に適しています。
しかし、燃費の悪さや一部のモデルでのエンジンの問題、内装の質感が低いという意見もあり、これらの点を事前に確認することが大切です。
実際に使用するシーンや期待する性能を考慮し、全体的なバランスを見極める必要があります。
また、走行性能や燃費に関する最新のユーザーレビューをチェックすることも、失敗しない車選びのためには欠かせません。
スズキ・アルトラパン
スズキ・アルトラパンは、魅力的なデザインとコンパクトなボディで、特に女性を中心に非常に人気があります。
しかし、検討して購入する際、あるいは中古車として選択する際には、いくつかの注意点があります。
小回りが利くため市街地での移動や狭い駐車スペースへの駐車には非常に便利です。
しかし、一方で車内スペースや荷物の積載能力に制限があり、大人数や多くの荷物を運ぶアウトドアなどには不向きな点が挙げられます。
さらに、エンジン性能や燃費といった面では、他の軽自動車と比べても平均的な範囲内に収まるため、特別な魅力を感じることができないかもしれません。
乗り心地に関しても、軽自動車特有の振動や騒音の問題があり、長距離の運転では疲れやすい点も考慮する必要があります。
さらに、修理や維持費用に関しても、想定以上に高額になる可能性があり、中古車市場では価格が高騰している場合もあるため、買取や販売時の査定にも注意が必要です。
つまり、アルトラパンはデザインやコンパクトさは魅力ですが、用途や必要性をよく考慮した上での選択が推奨されます。
買って後悔しない車の選び方
車選びは一生のうちで何度もあるわけではないため、後悔しない選択をすることが非常に重要です。
日々の移動手段から趣味のアウトドア活動まで、自分のライフスタイルに合った車種を選ぶことが不満なく過ごす秘訣です。
買ってはいけない車を選ばないためにも、検討段階での注意深いチェックが不可欠とされます。
自分のニーズを最優先に、走行性能や燃費、そして維持費など様々な側面から車を評価し、最適な1台を見つけ出しましょう。
使うシーン最優先する
車を選ぶ際はまず、どのようなシーンで使用するかを最優先に考えることが大切です。
たとえば、頻繁にアウトドア活動を楽しむ方は、荷物の多さを考慮してスペースが広いSUVやミニバンを選ぶことが魅力的かもしれません。
一方で、主に都市部での買い物や通勤で使用するなら、狭い道でも運転しやすいコンパクトカーや軽自動車が適しています。
乗車する人数や荷物の量を考えることに加え、車内の快適性や乗り心地も大きな要因です。
また、車種によっては特定の道路状況での走行性能や燃費に違いがあるため、日常の移動パターンを思い描きながら検討することが後悔しない車選びへの一歩になります。
乗る頻度を考慮した車選びをする
車の選び方の中でも、乗る頻度は重要な考慮事項です。
毎日長時間運転するのか、それとも週末だけの使用にとどまるのかによって、最適な車種やモデルが変わってきます。
毎日の使用であれば、燃費の良いモデルやメンテナンス費用が比較的低い車を選ぶと、長期的な費用を抑えることが可能です。
また、乗る頻度が高い場合は、長時間運転しても疲れにくい快適なシートや室内の装備も大切な選択基準になります。
逆に、たまにしか使用しない場合は、保管場所のスペースや維持費も考慮に入れて選ぶ必要があります。
自分の生活リズムに合わせて車を選ぶことで、実用性と経済性のバランスをとることができます。
車にあまり興味がないなら、売れ筋商品を選ぶ
車に特別な興味がなく、どの車種を選ぶべきか迷っているなら、人気の高い売れ筋商品を選択するのも一つの方法です。
人気車種は多くの人に支持されているため、総合的な性能やデザイン、コストパフォーマンスにおいてバランスが取れていることが多いです。
例えば、トヨタのプリウスや日産のノートなど、人気のモデルは維持費用や燃費の良さ、信頼性の高さで選ばれています。
また、人気車種は中古車市場も充実しており、査定価格が比較的安定しているため、売却時の価値もある程度保持されやすいです。
車選びで失敗しないためにも、ランキングや販売データを参照しながら、多くの人に選ばれている訳を理解し、自分に合った車を見つけましょう。
この記事のまとめ
自動車を選ぶ際、後悔を避けるためにはいくつか重要なポイントがあります。
適切な車両を選定するには、自身のライフスタイルや用途、乗車頻度といった要素をしっかりと考慮することが必要です。
燃費や維持費、電気自動車の特性、さらにはサービスネットワークの充実度など、購入前に詳細なチェックが求められます。
また、特定のモデルに関する後悔の声も耳を傾けることで、購入後の失敗を未然に防ぐ手助けとなります。
売れ筋商品を選択するのも、車に深い関心がない場合の有効な方法の一つです。車選びは単なる移動手段の選定以上の意味を持つため、慎重に進めることが肝心です。