外車に乗ってみたいです。
比較的維持費の安い車を教えてください。
こういった疑問に答えます。
- 維持費の安い外車5選
- 維持費の安い外車の特徴
- 維持費の安い外車SUV5選
外車の所有は多くの人にとって憧れですが、維持費の高さがネックになることも少なくありません。
しかし全ての外車が高いわけではなく、実は維持費が安いモデルも存在します。
この記事では、維持費が抑えられる外車トップ5とその特徴、さらにSUVカテゴリーでおすすめの5車種を紹介します。
また、外車の維持費が高くなりがちな理由についても紹介していきます。
実際思ってたよりは金はかからないというのが私の感想です。
外車の魅力はそのままに、賢く選んで長く楽しみましょう。
維持費が安い外車TOP5
維持費を抑えつつも、外車の魅力を十分に楽しみたいという方へ向けて、維持費が安い外車トップ5をご紹介します。
外車といえど、様々な車種があり、その中でも比較的維持費が低く抑えられるモデルが存在します。
車両価格の安さ、部品交換費用、メンテナンス費用など、総合的に見て維持しやすい外車を選ぶことが重要です。
今回は、部品が比較的安価で、故障のリスクが低く、日本国内での整備網も充実している車種を集めました。
メルセデスベンツ・Aクラス
メルセデスベンツのAクラスは、優れた燃費性能とコンパクトなサイズで、維持費が低いと人気の車種です。
エントリーモデルであるため、新車の価格も他のメルセデスシリーズに比べて手頃です。
国内のディーラーや整備工場でも対応可能な部品が多く、日本の環境にマッチした車両であることがメリット。
また、メルセデスベンツの中では比較的小さめのエンジンを搭載しているため、ガソリン代や自動車税などのランニングコストを抑えやすいです。
故障のリスクも低く、定期的なメンテナンスを行うことで長く安定して乗り続けられる点が魅力的です。
アウディ A1
アウディA1は、コンパクトなボディサイズでありながら、アウディならではの高い走行性能と装備を持っています。
特に都市部での運転に最適で、そのサイズからくる維持費の低さが魅力的です。
小排気量で燃費が良く、車両本体価格も同クラスの中ではリーズナブルです。
メンテナンスに関しても、日本国内でのサポート体制が充実しており、比較的安価に部品交換や修理が可能です。
また、A1は故障の頻度も低く、信頼性の高いモデルとして知られています。
このように、維持費を抑えつつも、高いブランドイメージを求める方に最適な選択肢です。
BMW 1シリーズ
BMW 1シリーズは、ドイツの名門ブランドBMWの中で最も小さなモデルですが、その性能や品質は他のBMW車種と同等です。
コンパクトながらも、しっかりとBMWらしい走りを楽しむことができます。
国内での販売価格も他のBMWモデルに比べて手頃であり、メンテナンスや部品交換にかかる費用も比較的低めです。
国内外の部品供給網が整っているため、故障時の修理費用も抑えやすい点がポイント。
加えて、ディーゼルモデルを選べば燃費も良いので、維持費を抑える上で大きなメリットと言えるでしょう。
フォルクスワーゲン ポロ
フォルクスワーゲンポロは、維持費の低さが際立つコンパクトカーです。
手ごろな価格設定はもちろん、高い燃費効率によりランニングコストも抑えやすいという特徴を持っています。
また、フォルクスワーゲン車の部品は日本国内でも容易に手に入れることができ、部品代も比較的リーズナブルです。
整備や修理を国内のディーラーでも行えるため、安心して維持することが可能です。
ポロは、使い勝手の良さと維持費の低さで、長期間愛用できる車種として多くのドライバーから支持されています。
プジョー 208
プジョー208は、その洗練されたデザインだけでなく、維持費の低さでも注目の車種です。
コンパクトながらパワフルなエンジンを搭載し、優れた燃費性能を実現しています。
部品の価格が比較的安価で、メンテナンス費用も抑えやすい点が特徴。
日本国内での整備もプジョーの正規ディーラーなどを通じて安心して行うことができます。
車検費用や自動車税もリーズナブルで、維持費を重視する方にとって魅力的な選択肢と言えるでしょう。
結局のところ車の大きさと維持費は比例するということですね。
維持費が安い外車の特徴とは
維持費の安い外車を選ぶ際は、車種の選択に加え、メンテナンスや修理に関わる費用、さらにガソリン代や自動車税などのランニングコストを考慮する必要があります。
維持費が安い外車を選ぶには7つのポイントがあります。
- 信頼性が高いモデル
- 部品の供給が良く入手が容易
- 燃費の良さ
- 一般的な技術で修理可能
- 保証期間が長い
- 保険料が安い(高過ぎない)
- リセールバリューが高い
順番に解説していきます。
信頼性が高い
信頼性が高い外車は、故障のリスクが低く、予期せぬ修理費用が発生する可能性が少ないです。
特に、ドイツ車など、車製造において信頼される国のメーカーから販売されている車種は、厳しい品質基準をクリアしており、性能の安定性が求められます。
信頼性の高い車種を選ぶことで、長期にわたり安定した走行性能を維持し、故障による修理や交換が必要な部品の数を抑えることができるので、維持費の削減に寄与します。
部品の供給が良い・入手が容易
外車であっても、部品の供給網が確立していて入手が容易な車種を選ぶことは、維持費を低く抑える上で重要です。
故障や交換が必要になった際、部品がすぐに手に入らないと修理期間が長引き、代車などの追加費用が発生する可能性があります。
日本国内で正規ディーラーや専門業者が豊富に存在し、純正または互換性のある部品が手軽に入手できる車種は、メンテナンスの手間と費用を大きく削減できます。
燃費が良い
燃費の良さは、日々の運転から長期的な維持費を考えるうえで極めて重要な要素です。
燃費が良い外車は、ガソリン代や自動車税(排気量によって税額が異なる)の節約に直接つながります。
特に低燃費車や、ディーゼル車、ハイブリッド車など、燃料効率が良いモデルの選択は、年間の経済負担を軽減させます。
一般的な技術で修理可能
維持費を抑えるためには、一般的な整備工場や技術で修理が可能な外車の選択もポイントです。
特殊な技術や専用の機材が必要となる車種は、修理コストが高額になる傾向があります。
逆に、一般的なメカニックでも扱いやすい車種は、修理費用やメンテナンスコストの節約に繋がります。
特に、人気のあるモデルや多くの整備工場で取り扱いのある車種は、メンテナンスの選択肢が広がり、結果として維持費の削減に貢献します。
保証期間が長い
保証期間が長い外車を選ぶことは、不測の故障や修理費用が発生した場合に備え、長期的な維持費を抑える上で重要です。
長い保証期間を提供しているメーカーは、その車両の品質や信頼性に自信を持っている証でもあります。
保証が適用される期間内であれば、特定の故障や不具合に対して無料で修理や部品交換が受けられるため、安心して車を利用できます。
保険料が安い
外車であっても、保険料が安いモデルを選択することは、維持費を節約する上で大きな意味を持ちます。
保険料は次の要素で決められます。
- 車両の価格
- 盗難のリスク
- 事故の発生率
- 安全機能の充実度合い
これらが相対評価で低いと保険料が比較的安く設定される傾向にあります。
また、任意保険に加入する際にも、車種ごとのリスクを考慮したプランを選ぶことで、必要な保険料を抑えられます。
リセールが高い
リセールバリューが高い外車を選ぶことは、購入時の価格に比べて売却時の価値が大きく下落しないため、経済的な損失を最小限に抑えられます。
外観や性能、ブランドイメージが長期間にわたって高く評価される車種は、中古市場においても需要が高いため、高価で売却可能です。
リセールバリューを高めるためには、車体の状態を良好に保ち、走行距離を適切な範囲内で管理することが重要です。
ただし、リセールバリューの良い輸入車は相対的に購入額も高額であることがほとんど。
国産車を購入するときのように敏感になる必要はないでしょう。
外車の維持費が高いと言われる理由
外車、特にヨーロッパやアメリカなど海外のメーカーの自動車を所有することは、多くの人にとってステータスの象徴であり魅力的に映ります。
しかし、そうした外車を所有する際には、国産車に比べて高額な維持費が必要になると一般に言われています。
その理由は
- 部品の価格
- 修理の専門性
- 定期的なメンテナンスが必要
- 燃費の悪さ
- 保険料の高さ
- タイヤ代の高さ
などが絡み合っています。
ここでは、外車の維持費が高いとされる具体的な理由について探っていきます。
部品の価格が高い
外車の部品価格が高い理由の一つとしては、その部品が特定の車種やモデルに特化しており、国内における在庫や供給が限られているため、輸入や特注が必要となるケースが多いことが挙げられます。
例えば、ドイツやイタリア製の高級車で故障や交換が必要になった場合、国内在庫がなければ部品を海外から取り寄せる必要があり、このプロセスが費用を押し上げてしまいます。
また、外車は高性能であるがゆえに、エンジンや排気量、駆動部分など高度な技術を要する部品が多用されており、これらは高価な材料や精密な製造プロセスを要することも、部品価格を高める要因です。
修理等に専門性が必要
外車は国産車に比べて構造が複雑で、高度な技術を搭載していることが多いため、修理やメンテナンスにあたっては専門的な知識や技術が必要とされます。
その結果、外車を取り扱うことが可能なディーラーや整備工場が限られており、一般の整備工場では対応できないことが少なくありません。
専門の整備士が行う修理は高品質で信頼性が高い反面、その分高額な修理費用が発生することになります。
また、整備に要する時間が長くなることもあり、その間の代車の費用などが加わることもありえます。
定期メンテナンスが必要
外車、特に高性能な輸入車を長く安全に楽しむためには、定期的なメンテナンスが欠かせません。
これにはオイル交換やフィルターの交換、ブレーキパッドの点検、タイミングベルトの交換などが含まれます。
これらのメンテナンスを怠ると、性能の低下や故障の原因になり、結局はより高額な修理費用を要することになります。
国産車に比べてメンテナンスの頻度が高い傾向にある外車では、これらの定期メンテナンスが維持費を押し上げる大きな要因の一つです。
燃費が良くない
多くの外車、特に高級車やSUVタイプの車両は、その性能や快適性を追求するあまり、燃料効率が国産車に比べて劣ることがあります。
特に、大排気量のエンジンを搭載するモデルや、高いパワーを発揮するスポーツタイプの車種では、ガソリンの消費量が多く、それに伴い燃料費が高くつくことが一般的です。
また、一部のモデルではハイオクガソリンの使用が推奨されることもあり、燃料費の面からも維持費が高い傾向にあります。
保険料が高い
外車の保険料が高額になる理由の一つは、修理費用や部品代が高いため、保険会社が設定するリスクが高くなりがちだからです。
また、外車は事故時の修理費用が高額になることが多いため、保険会社はその分、保険料を高めに設定することがあります。
さらに、高級車やスポーツカーなどは事故のリスクが高いと見なされがちであり、その結果として任意保険のプレミアムが高く設定されることも珍しくありません。
タイヤが高い
外車、特に高性能車やSUVなどの大型車に搭載されるタイヤは、サイズが大きく、高性能な素材や技術が要求されるため、価格が高額になります。
さらに、これらの車種は特定のタイヤ銘柄やタイプが推奨されることが多く、そのタイヤの選択肢が限られているため、価格競争が起きにくく、結果的に高価格が維持されがちです。
また、高性能車はタイヤの摩耗も激しいため、交換頻度が高くなりがちで、これが維持費の増加につながります。
維持費が安い外車のSUV5選
外国製SUVはスタイリッシュでパフォーマンスに優れ、日本でも非常に人気があります。
しかし、外車と聞くと高い維持費が気になる方も多いでしょう。
そこで、新車でも中古車でも維持費が比較的安い、価格、燃費、メンテナンスコストのバランスが優れた外車SUVを5車種紹介します。
これらの車種は、維持に必要な部品交換や、修理、整備の費用が他の外車に比べて比較的低めで、走行性能や燃費性能も良好です。
選び方の参考にしてください。
フォルクスワーゲン ティグアン
ティグアンはドイツのフォルクスワーゲンが製造しているSUVで、日本でも高い人気を誇ります。
この車の魅力は、その燃費性能と実用性にあります。
低排気量のエンジンながらも十分なパワーを確保し、ガソリン・ディーゼルの選択が可能で、とくにディーゼルエンジンモデルは優れた燃費性能を発揮します。
また、部品はフォルクスワーゲンの国内外のディーラーや専門店で広く供給されており、比較的低価格で修理や交換が可能です。
車検やメンテナンスコストも他の外車に比べて抑えやすいため、総合的な維持費は国産車とそこまで大差はありません。
さらに、フォルクスワーゲンの車種としては中堅クラスの価格帯でありながら、充実した安全装備や高い走行性能を持っているため、コストパフォーマンスに優れています。
アウディ Q2
アウディQ2はコンパクトなボディサイズながらも、アウディならではの上質な内装と走行性能で人気のSUVです。
この車の維持費を抑えるポイントは、その燃費の良さとメンテナンスのしやすさにあります。
アウディのエンジン技術は燃費効率を高めるために最適化されており、日常使いではかなりの燃料費節約が可能です。
また、アウディの正規ディーラーだけでなく、専門の整備工場でもメンテナンスや修理が受けられるため、意外と部品代や整備費用が抑えられます。
さらに、Q2は比較的新しいモデルであるため故障のリスクも低く、予期せぬ高額な修理費用に悩まされる心配が少ないです。
そのため、長期的に見ても維持費が低いSUVと言えるでしょう。
メルセデスベンツ GLA
メルセデスベンツのGLAクラスは、豪華な外観と高級感あふれる内装が特徴のコンパクトSUVです。
この車の維持費を安く抑える理由の一つは、メルセデスベンツの車種の中では比較的低価格で購入でき、その上、燃費の良さも魅力となっています。
新型車の搭載されている最新のエンジン技術は、従来型に比べてさらに燃料効率が高く、実用性の高い走行を可能としています。
また、メルセデスベンツは国内外での車両サポートが充実しており、部品の入手が容易であり、定期的なメンテナンスや突発的な修理に関しても、他の高額な外車に比べると費用を抑えやすいのが特徴です。
さらに、耐久性の高さから長期間乗り続けることで、総合的な維持費を低く抑えられる可能性があります。
BMW X1
BMWのX1は、ドライビングの楽しさと実用性を兼ね備えたコンパクトSUVです。
この車種の維持費を低く抑えることができるのは、優れた燃費性能と信頼性の高いエンジン技術にあります。
BMWのエンジンは、高いパワーと低燃費を実現するために精巧に設計されており、特にX1に搭載されているモデルは長距離走行にも適しています。
また、BMWは定期的なメンテナンスプランが充実しており、新車購入時にメンテナンスパッケージを選択することで、将来的なメンテナンス費用をある程度予見しやすくなっています。
さらに、故障が少ないという評判もあり、中長期的な視点で見た場合に維持費を低く抑えられるSUVと言えるでしょう。
プジョー 2008
プジョー2008は、フランスのメーカーであるプジョーが製造しているコンパクトながらも実用性の高いSUVです。
この車の最大の魅力は、経済性と走行性能のバランスの良さにあります。
プジョーのエンジン技術は燃費効率を最優先に考慮されており、特に小排気量ターボエンジンは低燃費ながらも十分な走行性能を提供します。
また、プジョーは部品の価格が比較的手頃で、国内外のディーラーや修理工場での対応が良好なため、万が一の故障や修理時にも高額な費用がかかる心配が少ないです。
さらに、プジョー車は車検費用が他の外車と比べても低めに設定されていることが多く、総合的に維持費を抑えやすいSUVとしておすすめです。
維持費が安い外車のまとめ
本記事を通じて、維持費が安い外車のTOP5とそれら車種の特徴、外車の維持費が高い理由、さらに維持費の安いSUV5選を紹介しました。
維持費を抑えたいという願いはあらゆる車の所有者に共通するものです。
分析の結果、安い維持費の秘密は信頼性の高さ、部品の入手の容易さ、良好な燃費、一般的な技術での修理可能性などにあることが確認されました。
一方で、部品価格の高さや修理の専門性要求などが外車の維持費を押し上げる要因であることも見てきました。
維持費を考慮して外車を選ぶ際には、今回紹介した車種やその特徴を参考にすると良いでしょう。
結局、維持費を低く抑えるための知識と選択が、より満足のいくカーライフを送る鍵となります。