新型BMWX1の評価を紹介　旧型との違いも

こういった疑問に答えます。

BMWのX1は定番車種の一つで、街中でもかなり多く走っているのを見かけますよね。

車好きなら一度は乗ってみたいBMWの魅力が詰まった車種です。

そんなX1が実際にどんな評価なのか、本記事では解説していきます。

車選びの参考になれば幸いです。

なお、BMWの中古車を検討している方は下記の記事もチェックしてみてください。

BMW X1の総合評価

新型X1（U11）について、以下の7項目で解説していきます。

外観デザイン

BMW X1は、スタイリッシュで洗練されたデザインが特徴です。

全長4,500mm、全幅1,835mm、高さ1,625mm（M35i xDriveの場合は1,662mm）のプロポーションは、力強さと都市部での取り回しやすさを兼ね備えています。

xLineおよびM Sportのバリエーションではスポーティさが強調され、M35i xDriveでは更にアグレッシブな外観が魅力です。

内装デザイン

内装においても、BMW X1は上質な素材の使用と洗練されたデザインが目を惹きます。

シート5名の室内空間は、洗練された快適性とともに機能性も追求しており、高級感溢れるドライブ環境を提供します。

エンジン性能

BMW X1のエンジンラインアップは、効率性とパフォーマンスのバランスが取れています。

xDrive20iとxDrive20dは最高出力がそれぞれ204PS、ディーゼルのxDrive20dはマイルドハイブリッドシステムを採用しており、エンジン効率の向上が図られています。

さらに、M35i xDriveでは最高出力317PSを実現し、一段と力強い走りを楽しめます。

加速性能

全モデルに共通して、7DCTの採用によりスムーズかつ迅速な加速を実現しています。

特に、M35i xDriveでは最高トルク400N・mを誇り、驚異的な加速感を体験することが可能です。

燃費

燃費については、xDrive20iモデルとxDrive20dモデルで大きな差があります。

ガソリンを使用するxDrive20iモデルはWLTCモードで12.9km/Lとなっているのに対し、ディーゼルエンジンを搭載したxDrive20dは19.5km/Lを誇り、特に長距離のドライブではその効率の良さを実感できるでしょう。

ハンドリング

BMW X1では、全輪駆動システムxDriveを採用することによって、様々な路面状況でも優れたハンドリング性能を発揮します。

最小回転半径5.4mという数値も、市街地での取り回しやすさを裏付けています。

乗り心地

乗り心地に関しては、BMW X1が提供する快適なシートや、高精度にチューニングされたサスペンションシステムが、長時間のドライブであっても疲れにくい環境を作り出しています。

特に、M Sport仕様では、スポーティーな乗り心地を楽しめる点が魅力です。

BMW X1のモデル比較

現行モデルと旧モデルの違い

BMW X1の最新モデルには、

のグレードが存在します。

これらは2024年1月11日に発売された新車価格が604万円から786万円で、現行モデルです。

特に、ハイオクとディーゼルの選択肢、マイルドハイブリッドシステムの組み込み、7速DCTの採用などが特徴となっています。

また、全車4輪駆動になります。

一方、2015年モデルでは

といったグレードがありました。

価格帯や仕様において明確な進化が見られます。

特に新モデルでは、エンジン出力や燃費効率が改善され、車内の快適性も格段に向上しています。

他のBMWシリーズとの比較

BMW X1はSUVセグメントに位置づけられており、同じくBMWのSUVであるX3やX5と比べると、よりコンパクトで都市部での運転に適しています。

X1の設計は、日常の使用や都市内の運転に最適化されており、全長や全幅がより小さく、駐車のしやすさや取り回しの良さに優れています。

さらに、新モデルのX1で採用されたマイルドハイブリッドシステムなどの先進技術は、燃費効率を改善しながらドライビングの楽しさを提供します。

競合車種との比較

BMW X1と競合する車種には、メルセデス・ベンツのGLAクラスやアウディのQ3などがあります。これらの車種も高級コンパクトSUVセグメントに属しており、類似した価格帯と機能を持つ車として人気があります。

X1の特徴である先進技術の搭載や、高い燃費効率は競合車種と比較しても引けを取らないレベルです。

しかしながら、GLAクラスやQ3と比べると、BMW X1はドライビング性能や運転の楽しさにより重点を置いて設計されている点が異なります。

また、BMW独自の動力伝達技術やハンドリングの質感など、ブランド固有の強みがX1にも反映されています。

所有者からのレビュー

長所と短所

車種選択にあたり、各グレードの特徴を比較検討した結果、新車価格の範囲においては、xDrive20i M SportとxDrive20i xLineが604万円、xDrive20d M SportとxDrive20d xLineが620万円、そしてM35i xDriveが786万円となっており、価格帯の差に見合った性能の違いが明確です。

駆動方式は全車種で4WDを採用しており、冬道でも安定した走行が可能です。

燃料と動力分類が異なるため、ユーザーの運用環境や好みに応じて選択幅が広がるのは長所の一つと言えます。

しかし、中古車価格に関しては、グレードによるばらつきが見受けられ、購入を検討する際の予算計画に影響を与える可能性があります。

実燃費レポート

実際の燃費については、ユーザーからのレポートに基づくと、ガソリンモデルのxDrive20iグレードでWLTCモード12.9 km/L、ディーゼル+マイルドハイブリッドのxDrive20dグレードでは19.5 km/Lとなり、カタログ値との乖離が少ないことが確認できます。

燃費性能の優れたxDrive20dを選択することで、ランニングコストの削減が期待できます。

故障経験とメンテナンス

故障の経験としては、これらの車種を数年間所有しているユーザーからの報告によれば、特に重大なトラブルは報告されていません。

一部のユーザーは、定期的なメンテナンスを行うことで小さな問題を未然に防いでいると述べています。

排気量やトランスミッションが同様の構成を持つため、特定の車種に関連する独自の問題も少ないようです。

しかし、車種によって重量やサイズに違いがあるため、それぞれで異なるドライビングフィールやメンテナンスポイントが出てくる可能性はあります。

まとめ　BMW X1は魅力的なSUV

BMW X1に関する総合評価は、そのデザインの魅力、高いエンジン性能、そして快適な乗り心地にあることが明らかになりました。

外観と内装のデザインは洗練されており、加速性能も十分。

燃費の良さが長距離運転を楽しむドライバーには特に好評です。

ハンドリングの正確さと乗り心地の快適さも、日常の運転から長距離ドライブまで、幅広いシーンで高く評価されています。

予防安全機能と受動安全機能においても、ドライバーと乗員を保護するための先進技術が搭載されている点は見逃せません。

現行モデルと旧モデルの比較では、最新技術の導入やデザイン面での進化が見て取れました。

BMWシリーズ内や競合する他車種との比較でも、X1の独自性が際立つ部分が多々あり、その魅力が改めて確認できます。

所有者からの実燃費レポートやメンテナンスに関するレビューは、X1を日々の生活で利用する際の実情を反映しており、購入を検討する人々にとって有益な情報となっています。

このように、BMW X1は多角的な視点から見ても、その総合的な価値は非常に高く、多様なユーザーのニーズに応えることのできる車種であると結論付けられます。